Nolviaは、組織内に散らばっている業務マニュアル、社内Wiki、チャットの議論ログ、提案資料、顧客対応履歴などの膨大なナレッジをAIが正確に参照・活用できる形式へと一括構造化し、信頼性の高い根拠付き回答の提供、新メンバーのオンボーディング教育、コンテンツ作成、そして業務改善分析までを一気通貫で支える企業向けエンプラナレッジプラットフォームです。
開発の背景と抱えていた課題
企業の貴重な知見やノウハウは、Drive、Slack、Notion、ローカルファイル、そしてベテラン社員の頭の中に分散し、孤立(サイロ化)しがちです。AIチャットを社内導入しても、参照すべき社内ドキュメントが更新されていなかったりフォーマットが乱れていたりすると、AIが誤った回答(ハルシネーション)を生成してしまい、結果として現場で使われなくなってしまうという課題がありました。
システムアーキテクチャと主な特徴
高度なドキュメント構造化と自動パイプライン PDF、Word、Notion、Slackログなどの多様なフォーマットの社内資料を自動的に読み込み、見出し構造、更新日、作成者の権限情報を保持したままAIが検索・抽出できる最適なベクトル形式へと変換します。
出典引用(Citation)を伴う信頼できるAI回答 AIが社内からの質問に回答する際、必ず根拠となった社内ドキュメントの該当箇所とリンクを明示。根拠のない推測回答を排除し、業務で安心して使える正確性を担保します。
権限分離とセキュリティガバナンス 部署や役職に応じたアクセス権限(ACL)を完全継承。閲覧権限のない社内機密情報がAIの回答を介して他部署に漏洩するリスクを厳密に遮断します。
実装されている主な機能
- 多様な社内ツール(Drive, Notion, Slack等)との自動同期コネクタ
- AI検索に最適化されたドキュメントの自動構造化エンジン
- 根拠ドキュメントの該当ページを明示する引用付きAIチャット
- 組織のロール・役職に基づく厳密なアクセス権限(ACL)管理
- 新入社員の疑問を解決するオンボーディングAIアシスタント
- よくある質問(FAQ)の自動抽出とナレッジ欠損の可視化
- ナレッジの閲覧・活用状況を追跡する組織アナリティクス
想定される利用シーン
- 問い合わせ対応や社内手続きの確認に追われるバックオフィスや総務・人事チーム
- 過去の類似案件や提案資料を素早く検索して提案書を作成したい営業・コンサルティング部門
- 社内ノウハウを蓄積・活用し、属人化を排除して組織全体の生産性を底上げしたい企業経営陣
設計において重視したポイント
単にファイルを保存しておく「死んだアーカイブ」ではなく、日々の意思決定や実務の中でAIを介して活発に参照され、常に現場の手で更新され続ける「生きた知識循環システム」の構築を目指しています。
現在の開発状況
現在はMVP段階として、マルチソースからのドキュメント自動同期、アクセス権限を保持したベクトル検索エンジン、および出典引用付き回答画面の精度検証を行っています。
| 項目 | 詳細情報 |
|---|---|
| Status | MVP |
| Category | Enterprise Knowledge Platform |
| Primary Focus | 企業ナレッジ構造化 / 出典明示型AI検索 / アクセス権限管理 / 組織知の活用 |



